大草原の花火と音楽2
ひさしぶりの更新です。Perfume関連の話題を別室に挙げるようになってから、すっかりあっちの方ばかり更新してますが、茨城県北部のローカルな話題はこちらに挙げるようにしたいと思います。
2010年9月18日土曜日に国営ひたち海浜公園で開催された「大草原の花火と音楽2」を観に行ってきました。
前売りで2人合計で5000円+駐車券1000円でした。
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最初に「まとめ」
とても楽しいイベントでした。でも、ちょっと物足りない。運営面でも改善の余地がありました。
満足度としては68点くらい。
まだまだ伸びシロが沢山残っているイベントなので、これからも続けて欲しいと思いますし、その中でもっともっと楽しいイベントに成長させて欲しいと感じました。
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一回目の昨年は雨模様で大変だったそうですが、今日は気持ち良い秋晴れ。
カミさんと一緒に参加したのですが、日焼けしたくないカミさんはジョイフル本田+ファッションクルーズで買い物をすると言うので、ファッションクルーズの駐車場で駐車券と車のキーとカミさんの分のチケットを渡して、私は海浜公園まで徒歩で。
ファッションクルーズの駐車場が混んでいたのと車でしか身動きの取れないエリアに家族連れの歩行者が多かったのは少し気になりました。カミさんみたいに日差しを避けるために買い物でも、という人が多いだけなら良いのですが、ファッションクルーズの駐車場に車を停めて会場の駐車場代を浮かせて出口渋滞も回避、というズルいことを考えている人が多いのだと、ちょっと悲しいです。
ファッションクルーズの駐車場から5分ほどで「翼のゲート」です。ここで花火のチケットを見せるだけで入場できました。
入場は14:00頃。もうライブが始まっているみたいで遠くに音が聞こえますが、気持ちの良い午後なので少し遠回りしてから会場の「大草原」に向かうことにしました。
今回は、今まで立ち入ったことのなかった、「スイセンガーデン」の先の「ひたちなか自然の森」という遊歩道の中に入ってみました。
ワタシ的にはなかなか良い感じの散歩道ですが、ただ林の中を歩くだけなので家族連れには受けないと思います。でも、デートで二人で語らうには邪魔者が少なくて良いんじゃないかと。
「みはらしの丘」に向かう途中で見かけたヒガンバナです。暑い夏でしたが、こういうのを見ると秋を感じます。
丘のコキアは昨年の今頃は真っ赤だったのですが、今年は暑い夏の影響で少し遅れてるみたいです。ふもとのコスモスもようやく咲き始めという感じでした。
「大草原」の方に目をやると、徐々に人が集まっているのがわかります。そろそろ会場に向かうことにしました。
「みはらしの丘」から「大草原」へは高速道路を跨ぐ橋を渡ってすぐですが、無情にも橋が閉鎖されていました。理由は後ほどわかります。
仕方ないので、一旦噴水のある「西池」の方まで戻ってから「大草原」に向かいました。
「大草原」に着きました。
ここから入ろうとしたら警備員に止められました。ちゃんとロープで仕切っておいて欲しいです。
フェスでは絶対に見せない舞台裏が丸見えです。3日間朝から晩まで続くフェスと違って開催中の食材の補給ルートを観客の動線とぶつからないように確保する必要がないからでしょうが、何となくガードが甘い感じがします。
結局入口は「プレジャーガーデン」から橋を渡ったところにありました。ここで荷物のチェックと入場券のチェックがあります。入場券は半券(小さい方)がもぎ取られますが、もう一方の半券で再入場することができます。散歩に出る前にシートで場所取りしておくことも可能でした。
結構な人出です。ちょっと見た目にはフェスと変わらないくらい。
ただ、ステージはフェスでは入口から向かって左側にあるのに対して、このイベントでは右側に設置されていました。これは後ほど発見した打ち上げ場所との兼ね合いだと思います。
フェスではアーティストの写真撮影は禁止ですが、このイベントでは特に禁止されていませんでしたし、観客に花火写真投稿の呼びかけまでしているので、みんなカメラを自由に持ち込んで撮影してました。ライブの出演者は、ラストのalanを除くと地元のアマと売り出し中の新人ばかりで知っている人やグループは今瀬でした。でも、この場所で音楽を聴くのはそれだけでも楽しいことで、いやおうなしに気分が高揚してきました。カミさんとの連絡や食料調達等で席を外している時間が長く、あまりライブを楽しめなかったのは残念でした。次来るときは、もっと早くに来て、ライブもゆっくり楽しみたいと思います。
この場所のライブで食べるものと言えば、これに決まってます。五浦の「ハム焼き」。
さすがに同じことを考えている人が多いみたいで、この屋台だけ早い時間帯から長い列ができてました。この写真は列が半分くらい進んだ頃のものです。
やっぱりこれ。海浜公園の原っぱ、音楽、ハム焼きの3点セット。これにビールが加われば言うことなしですが、帰りの車の運転があるので自重です。焼きたてでおいしゅうございました。
会場をぐるりと回ってみると、「大草原」の海側の端、フェスで言えば「茶屋ビレッジ」の方向に花火の発射台が並んでました。この辺の席は花火を観るには最高かもしれませんが、ステージから離れている関係で音楽を楽しむには今一つです。ステージもスクリーンも見えないし。ここまで間近だとカメラの視野角に収まらないので一眼レフに頑丈そうな三脚を構える人たちもずっと後に下がった場所に居ました。そんなわけでこのあたりは人が少なかったです。
「みはらしの丘」へつながる道はこの丘の向こう側なので、橋が閉鎖されていた理由に納得。大量の火薬があるので、一般客の立ち入りは危険ですから。
発射台はこんな風になってました。
カミさんと合流して、カミさんの食料調達に付き合って会場をもう一巡り。夕方近くになって屋台群はものすごく混んでいて、行列で順番を待っている間に日が暮れてきました。
さきほどの発射台近くの空いてるエリアではライブもそっちのけで普通にキャッチボールをしている家族連れが居ました。
ステージ近くの席に戻って、ホンのしばらくライブを楽しみながら花火を待ちました。
地元の保育園児による和太鼓です。未就学児とは思えない、元気で堂々とした演奏でしたが、体力もリズム感も「これから」の子供達の演奏。もう少し体と音感が出来た年代によるお腹にズンズンくるような演奏を聴かせて欲しかった、というのが本音です。
プログラムには花火は18:30からと書いてありましたが、始まったのは19:00近くになってから。
いきなりQUEENの「I Was Born to Love You」で、花火が上がる上がる。
買ったばかりのデジカメで、長時間露光の設定方法がわからなかったので、何だかサエない写真ですが、雰囲気の1/1000だけでも。
その後も井上陽水の「少年時代」とかゆずの「虹」とかの音楽に乗せて有名な花火師さんがすばらしい花火を見せてくれました。
途中で「エンターテインメントスクールAO」という水戸のダンススクールの人たちがステージに上がって、ダンスと花火のコラボみたいなものも見せてくれたのですが、高い位置で開く花火が多くてステージに目が行かず、ダンサーさんが少しかわいそうでした。ステージと低い位置で開く花火を多用した方が良かったと思います。
曲の盛り上がる部分でタオルを回して会場を盛り上げようとしていたのですが、タオルを回していたのは私だけでした。そもそもタオル首に巻いて参加していたのは私だけでしたし....
ライブのトリはalan。可憐なルックスと透明感のあるボーカルがなかなか良かったです。アグネス・チャンと同じような中国なまりですが、日本語のMCも上手でした。まずは、花火なしで2曲。
ラストの3曲目、「懐かしい未来」は花火とのコラボ。サビの後のalan独特の伸びのあるチベット風唱法の歌声に感動しました。こちらは私がYouTubeに初めてアップロードした動画でどうぞ。これまた現場の雰囲気の1/100も写し取れてませんが。それから、途中からですみません。
alanがステージから退いてから4曲で花火はおしまい。
終演は20:00過ぎでした。
1万発の花火はあっという間でした。
すばらしい花火だったのですが、2回見に行った土浦の花火(2万発)で感じたお腹一杯感がないままに終わってしまったのが何とも残念です。あと1時間、いやせめて30分こんな楽しい時間を過ごすことができれば、大満足で帰途に就けたのに。
短時間で大量の花火が上がるので、上空に煙が滞留していたのも気になりました。あれならば、ダンスパフォーマンスは花火と被せないで、上空の煙が海風に拡散されるのを待つ間、ダンスパフォーマンスでつなぐ、という形で、上演時間を長く盛り沢山に見せる工夫をしても良かったのではないかと。
主催者が退場規制をしようとしたのに、結局無秩序に退場が始まったのも何だかしっくり来ませんでした。10分ほど待機していたのですが、退場ブロック番号が最小にアナウンスされた「D-3」から全然更新されない上に、周りを見渡すと同じブロックの人口が1/3くらいに減っていたので、シビレを切らして私たちも退場を始めてしまいました。
退場規制を守らせたいなら通路に係員を立たせて人の流れを止めるくらいのことをすべきです。また、地元のアマバンドによるミニライブみたいなアトラクションで時差退場を促すような工夫があってもよかったのではないかと思います。フェスで「DJ BOOTH」がメインステージ終演後も1時間半くらい上演しているのと同じように。
結局プレジャーガーデンまではスイスイ出られましたが、「たまごの森(フェスではSOUND OF FOREST)」の手前の橋で大渋滞でした。結局、公園を脱出できたのは21:00近くになってからでした。
公園を出てから駐車場までは比較的きちっとコントロールできていたように思えましたが、駐車場から出るのが最低でした。
同じ方向から出口に向かう車が列に並ばず、いくつもの列が出口付近で織り込むというカオス。割り込もうとする車の先に別な車が回りこんできて割り込もうとする醜悪で不愉快な光景が繰り広げられました。こうなってしまうと駐車場の係員も一人や二人では何ともできず、ボーっと光り物を振っているだけ。基本的に早く列に並んだ車から早く出られるように退場の整理に工夫して欲しいと思います。
道路に出ても、右折禁止の交差点で右折しようとする車や、2車線道路の左折待ち列を追い越して交差点直前になって割り込む車など、マナーの悪さが目立ちました。
こちらは主催者の過失ではないと思いますが、楽しかった時間がツヤ消しでした。
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このイベント、企画としてはとても良いと思います。実際楽しかったですし。
来年もやるなら行きたいと思います。
不満はいろいろありますが、まだ始めて2回目ですから、問題点は少しずつ改善しながら良いイベントに育ってくれたら良いなと思います。
でも、今年不満だったことについて少しも改善がなければ、再来年は行かないと思います。
どうか、そうなりませんように。
2010年9月18日土曜日に国営ひたち海浜公園で開催された「大草原の花火と音楽2」を観に行ってきました。
前売りで2人合計で5000円+駐車券1000円でした。
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最初に「まとめ」
とても楽しいイベントでした。でも、ちょっと物足りない。運営面でも改善の余地がありました。
満足度としては68点くらい。
まだまだ伸びシロが沢山残っているイベントなので、これからも続けて欲しいと思いますし、その中でもっともっと楽しいイベントに成長させて欲しいと感じました。
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一回目の昨年は雨模様で大変だったそうですが、今日は気持ち良い秋晴れ。
カミさんと一緒に参加したのですが、日焼けしたくないカミさんはジョイフル本田+ファッションクルーズで買い物をすると言うので、ファッションクルーズの駐車場で駐車券と車のキーとカミさんの分のチケットを渡して、私は海浜公園まで徒歩で。
ファッションクルーズの駐車場が混んでいたのと車でしか身動きの取れないエリアに家族連れの歩行者が多かったのは少し気になりました。カミさんみたいに日差しを避けるために買い物でも、という人が多いだけなら良いのですが、ファッションクルーズの駐車場に車を停めて会場の駐車場代を浮かせて出口渋滞も回避、というズルいことを考えている人が多いのだと、ちょっと悲しいです。
ファッションクルーズの駐車場から5分ほどで「翼のゲート」です。ここで花火のチケットを見せるだけで入場できました。
入場は14:00頃。もうライブが始まっているみたいで遠くに音が聞こえますが、気持ちの良い午後なので少し遠回りしてから会場の「大草原」に向かうことにしました。
今回は、今まで立ち入ったことのなかった、「スイセンガーデン」の先の「ひたちなか自然の森」という遊歩道の中に入ってみました。
ワタシ的にはなかなか良い感じの散歩道ですが、ただ林の中を歩くだけなので家族連れには受けないと思います。でも、デートで二人で語らうには邪魔者が少なくて良いんじゃないかと。
「みはらしの丘」に向かう途中で見かけたヒガンバナです。暑い夏でしたが、こういうのを見ると秋を感じます。
丘のコキアは昨年の今頃は真っ赤だったのですが、今年は暑い夏の影響で少し遅れてるみたいです。ふもとのコスモスもようやく咲き始めという感じでした。
「大草原」の方に目をやると、徐々に人が集まっているのがわかります。そろそろ会場に向かうことにしました。
「みはらしの丘」から「大草原」へは高速道路を跨ぐ橋を渡ってすぐですが、無情にも橋が閉鎖されていました。理由は後ほどわかります。
仕方ないので、一旦噴水のある「西池」の方まで戻ってから「大草原」に向かいました。
「大草原」に着きました。
ここから入ろうとしたら警備員に止められました。ちゃんとロープで仕切っておいて欲しいです。
フェスでは絶対に見せない舞台裏が丸見えです。3日間朝から晩まで続くフェスと違って開催中の食材の補給ルートを観客の動線とぶつからないように確保する必要がないからでしょうが、何となくガードが甘い感じがします。
結局入口は「プレジャーガーデン」から橋を渡ったところにありました。ここで荷物のチェックと入場券のチェックがあります。入場券は半券(小さい方)がもぎ取られますが、もう一方の半券で再入場することができます。散歩に出る前にシートで場所取りしておくことも可能でした。
結構な人出です。ちょっと見た目にはフェスと変わらないくらい。
ただ、ステージはフェスでは入口から向かって左側にあるのに対して、このイベントでは右側に設置されていました。これは後ほど発見した打ち上げ場所との兼ね合いだと思います。
フェスではアーティストの写真撮影は禁止ですが、このイベントでは特に禁止されていませんでしたし、観客に花火写真投稿の呼びかけまでしているので、みんなカメラを自由に持ち込んで撮影してました。ライブの出演者は、ラストのalanを除くと地元のアマと売り出し中の新人ばかりで知っている人やグループは今瀬でした。でも、この場所で音楽を聴くのはそれだけでも楽しいことで、いやおうなしに気分が高揚してきました。カミさんとの連絡や食料調達等で席を外している時間が長く、あまりライブを楽しめなかったのは残念でした。次来るときは、もっと早くに来て、ライブもゆっくり楽しみたいと思います。
この場所のライブで食べるものと言えば、これに決まってます。五浦の「ハム焼き」。
さすがに同じことを考えている人が多いみたいで、この屋台だけ早い時間帯から長い列ができてました。この写真は列が半分くらい進んだ頃のものです。
やっぱりこれ。海浜公園の原っぱ、音楽、ハム焼きの3点セット。これにビールが加われば言うことなしですが、帰りの車の運転があるので自重です。焼きたてでおいしゅうございました。
会場をぐるりと回ってみると、「大草原」の海側の端、フェスで言えば「茶屋ビレッジ」の方向に花火の発射台が並んでました。この辺の席は花火を観るには最高かもしれませんが、ステージから離れている関係で音楽を楽しむには今一つです。ステージもスクリーンも見えないし。ここまで間近だとカメラの視野角に収まらないので一眼レフに頑丈そうな三脚を構える人たちもずっと後に下がった場所に居ました。そんなわけでこのあたりは人が少なかったです。
「みはらしの丘」へつながる道はこの丘の向こう側なので、橋が閉鎖されていた理由に納得。大量の火薬があるので、一般客の立ち入りは危険ですから。
発射台はこんな風になってました。
カミさんと合流して、カミさんの食料調達に付き合って会場をもう一巡り。夕方近くになって屋台群はものすごく混んでいて、行列で順番を待っている間に日が暮れてきました。
さきほどの発射台近くの空いてるエリアではライブもそっちのけで普通にキャッチボールをしている家族連れが居ました。
ステージ近くの席に戻って、ホンのしばらくライブを楽しみながら花火を待ちました。
地元の保育園児による和太鼓です。未就学児とは思えない、元気で堂々とした演奏でしたが、体力もリズム感も「これから」の子供達の演奏。もう少し体と音感が出来た年代によるお腹にズンズンくるような演奏を聴かせて欲しかった、というのが本音です。
プログラムには花火は18:30からと書いてありましたが、始まったのは19:00近くになってから。
いきなりQUEENの「I Was Born to Love You」で、花火が上がる上がる。
買ったばかりのデジカメで、長時間露光の設定方法がわからなかったので、何だかサエない写真ですが、雰囲気の1/1000だけでも。
その後も井上陽水の「少年時代」とかゆずの「虹」とかの音楽に乗せて有名な花火師さんがすばらしい花火を見せてくれました。
途中で「エンターテインメントスクールAO」という水戸のダンススクールの人たちがステージに上がって、ダンスと花火のコラボみたいなものも見せてくれたのですが、高い位置で開く花火が多くてステージに目が行かず、ダンサーさんが少しかわいそうでした。ステージと低い位置で開く花火を多用した方が良かったと思います。
曲の盛り上がる部分でタオルを回して会場を盛り上げようとしていたのですが、タオルを回していたのは私だけでした。そもそもタオル首に巻いて参加していたのは私だけでしたし....
ライブのトリはalan。可憐なルックスと透明感のあるボーカルがなかなか良かったです。アグネス・チャンと同じような中国なまりですが、日本語のMCも上手でした。まずは、花火なしで2曲。
ラストの3曲目、「懐かしい未来」は花火とのコラボ。サビの後のalan独特の伸びのあるチベット風唱法の歌声に感動しました。こちらは私がYouTubeに初めてアップロードした動画でどうぞ。これまた現場の雰囲気の1/100も写し取れてませんが。それから、途中からですみません。
alanがステージから退いてから4曲で花火はおしまい。
終演は20:00過ぎでした。
1万発の花火はあっという間でした。
すばらしい花火だったのですが、2回見に行った土浦の花火(2万発)で感じたお腹一杯感がないままに終わってしまったのが何とも残念です。あと1時間、いやせめて30分こんな楽しい時間を過ごすことができれば、大満足で帰途に就けたのに。
短時間で大量の花火が上がるので、上空に煙が滞留していたのも気になりました。あれならば、ダンスパフォーマンスは花火と被せないで、上空の煙が海風に拡散されるのを待つ間、ダンスパフォーマンスでつなぐ、という形で、上演時間を長く盛り沢山に見せる工夫をしても良かったのではないかと。
主催者が退場規制をしようとしたのに、結局無秩序に退場が始まったのも何だかしっくり来ませんでした。10分ほど待機していたのですが、退場ブロック番号が最小にアナウンスされた「D-3」から全然更新されない上に、周りを見渡すと同じブロックの人口が1/3くらいに減っていたので、シビレを切らして私たちも退場を始めてしまいました。
退場規制を守らせたいなら通路に係員を立たせて人の流れを止めるくらいのことをすべきです。また、地元のアマバンドによるミニライブみたいなアトラクションで時差退場を促すような工夫があってもよかったのではないかと思います。フェスで「DJ BOOTH」がメインステージ終演後も1時間半くらい上演しているのと同じように。
結局プレジャーガーデンまではスイスイ出られましたが、「たまごの森(フェスではSOUND OF FOREST)」の手前の橋で大渋滞でした。結局、公園を脱出できたのは21:00近くになってからでした。
公園を出てから駐車場までは比較的きちっとコントロールできていたように思えましたが、駐車場から出るのが最低でした。
同じ方向から出口に向かう車が列に並ばず、いくつもの列が出口付近で織り込むというカオス。割り込もうとする車の先に別な車が回りこんできて割り込もうとする醜悪で不愉快な光景が繰り広げられました。こうなってしまうと駐車場の係員も一人や二人では何ともできず、ボーっと光り物を振っているだけ。基本的に早く列に並んだ車から早く出られるように退場の整理に工夫して欲しいと思います。
道路に出ても、右折禁止の交差点で右折しようとする車や、2車線道路の左折待ち列を追い越して交差点直前になって割り込む車など、マナーの悪さが目立ちました。
こちらは主催者の過失ではないと思いますが、楽しかった時間がツヤ消しでした。
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このイベント、企画としてはとても良いと思います。実際楽しかったですし。
来年もやるなら行きたいと思います。
不満はいろいろありますが、まだ始めて2回目ですから、問題点は少しずつ改善しながら良いイベントに育ってくれたら良いなと思います。
でも、今年不満だったことについて少しも改善がなければ、再来年は行かないと思います。
どうか、そうなりませんように。
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