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納浩一スペシャルセッション with 渡辺香津美

我が家から歩いて5分のところに George House というライブハウスがあります。 年に数回のプロミュージシャンによるライブ以外は、地元のアマチュアバンドのライブがこれまた月に数回あるくらいで、採算を取ることは絶望と思われ、地元でライブを楽しみたいという道楽で運営されているとしか思えないようなライブハウスです。 ここで今夜、ライブを聴きに行きました。 ベース:納浩一(おさむ こういち) サックス:小池 修 ドラムス:鶴谷智生 plus special guest ギター:渡辺香津美 恥ずかしながら納浩一というベーシストのことをよく知らないのですが、渡辺香津美が共演するだけの人なので間違いはないだろうと、行くことにしました。 渡辺香津美は私の年代では神様のようなギタリストでした。出てきても偉そうに2~3曲共演してからさっさと舞台裏に引っ込んでしまうのだろうと思ったら大間違い。座長の納浩一氏は私とほぼ同年代で、渡辺香津美に憧れていたそうです。そこで、今回、渡辺香津美とのセッションということであえて渡辺香津美の曲を中心としたセットリストを組んできました。#3, #6とアンコール曲以外は渡辺香津美のレパートリから。 1. Cleapatra's Dream 2. Cokumo Island 3. God Rest Ye Merry Gentlemen 4. Sayonara 5. 遠州つばめ返し 6. 三色の虹 7. Inner Wind 8. Izayoi 9. Kang-Foo 10. ユニコーン En Norwegian Wood いやいや、渡辺香津美が「こんなの弾くの何十年ぶり」とか何とか言いながら、弾くこと弾くこと。 エフェクターを上手に使った透明感のあるギターソロもあれば、神業の速弾き、ロックンロールっぽいのも何でもやっちゃう。 もう演奏時間の半分くらいは渡辺香津美のギターが主役でした。 残りのメンバーも渡辺香津美と一緒にセッションができるという喜びが伝わってくるような生き生きとした、それでいてしっかりと一人ひとりが相当の実力があることを示してくれるようなしっかりした演奏を聴かせてくれました。 6千円のカバーチャージはやや痛手でしたが、素晴らしいセッションを高々50名くらいで、ギターのチューニング中アンプを通さなくても音がしっかり聞こえる場所で堪能

ひさしぶりに助川山

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大腸の検査の翌日、8月20日は久しぶりに助川山に登ってみました。 検査の前数日は、下剤を服用していた関係であまり外に出歩く気にもなれず、天気が良いのに家に閉じこもってました。かえって病気になりそうでした。 実は、8月16日に兎平ルートから登ろうと途中まで行ったのですが、途中草ぼうぼうになっているところがあって、草むらのキライな私は戦意喪失して引き返したといういきさつがあります。 8月20日は、青葉台団地ルートを使いました。助川山市民の森のメンテナンス用の道路なので、草むらや蛇におびえずに歩くことができるので。蒸し暑い日だったので、他にこんなところ歩き回る酔狂は居ないだろうと思いきや、市民の森の入り口の駐車場には車が5台も停まってました。ちなみに私は自宅から徒歩です。 蛇に出くわす可能性が最も低いルートですが、途中に「ヘビに注意」の看板。ここから先、道路は本来なら日陰になる端っこでなく真ん中を歩いたのは言うまでもありません。 夏の市民の森は緑が濃いです。蒸し暑さから足取りは重いですが、気持ちは晴れ晴れとしています。 睡蓮の池は蓮の葉っぱで埋もれてました。写真撮り損ねましたが、この池のほとりに野ウサギが居ました。 助川山の頂上です。殆ど人気のない市民の森でしたが、iPodで聴いてた音楽に合わせて踊りながら歩いてたら、後ろから人が来ていました。この人には途中でしっかり抜かれました。 夏の真っ青な海と真っ青な空を写真に撮りたかったのですが、海上が少しモヤっていて水平線のハッキリしない写真しか取れませんでした。でも、いつ来てもここからの眺めは最高に気持ちいいです(天気の良い日にしか来ないというのも理由の一つですが)。 おやつは、市民会館どおりの「パステリア」のアンパンです。 こんな感じの小倉あんがたっぷり入ってます。小倉あんは少し塩味が聞いてて非常に美味しいと思います。 これは、近所のヨークベニマルで買いました。ヨークベニマルの「パステリア」売り場は、店内にインストアベーカリがあって焼きたてパンを売っていることもあって、日によって大量の売れ残りが出ている場合があります。「パステリア」も美味しいのでヨークベニマルのお客さんにはもっと買ってほしいと思います。これからもずっと卸し続けてほしいので。 なお、助川山頂上付近のトイレは、スズメバチが棲み付いたとのことで、使用禁止になってま

大腸の検査(3)

お食事中、またはこれからお食事の方は、この記事を読まれないことをお勧めします。 こんなことをブログに書いてよいものか疑問に思う方もおられると思いますが、私的にあまり頻繁に体験したいことではないので、レアな体験としてここに記しておきたいと思います。また、私と同じようにこのあまり楽しくない検査をこれから体験する方に『何をされるかわからない』ことによる不安感を緩和する一助になればと思って書き留めておくことにします。 <少し間を空けて> 本日は検査の本番でした。 前夜に服用した大量の下剤のおかげで、今朝は早く起こされました。 トイレは大変でした。昨日は流動食みたいなものしか食べておらず、水を沢山取るように指導されていたので、水状の便がシャーッと出てきました。前夜に比べて1kg体重が減りました。 朝食は抜きです。お腹が大変なので食欲もそんなにありませんでしたが。 で、昼過ぎに会社の健診センターに行きました。 受付後、お尻に穴の開いた不織布の下着に履き替えて、通常の健診と同じパジャマのような検査着を着て、いつも胃部X線検査を行う検査室へ。 胃部X線撮影と同じ撮影台に乗ってから、肛門から痛み止めのゼリーとパイプを挿入されます。あまり肛門から物を入れられることはないので、極めてヘンな気持ちになります。 続いて、右腕に検査用の注射(腸の活動を止める薬でしょうか)をうたれました。ちょっと痛かった。 ここからがもっともいやな部分。肛門のパイプからバリウムと空気が注入されました。下痢のときにお腹がグルグル言うような嫌な感じが腸全体に行き渡りました。「もうダメ」という状態の一歩、いや半歩手前。これが検査の間延々と続きました。 で、ここから先は胃部X線と同様、台の上で腹ばいになったり仰向けになったり右向いたり左向いたりする訳です。ただし、胃部X線と違うのは、我慢するのがゲップではなく大腸から肛門にかけての「もうダメ」の半歩手前の状態です。また、肛門に挿したパイプにつながれた透明な厚手の樹脂でできた風船のようなものが付いていて、パイプをさばく検査員さんと息を合わせて動かないとお尻に挿したパイプが引っ張られて、嫌な感じが倍増します。なお、胃部X線では別室に下がる検査員さんは、このパイプさばきなどの仕事もあるので検査の間同じ部屋に居ます。被爆防止のためのチョッキのようなものを着用していますが、検査員

大腸の検査(2)

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お食事中の方、これからお食事の方はこの記事をお読みにならない方が賢明かと思います。 検査は明日です。 今日は検査食の日。 朝ごはんです。 食事らしい食事はこれでおしまい。 お昼ごはんと晩ごはんは昨日ご覧いただいたとおり。 アメは舐めてよいそうなので、それで空腹をしのいでます。 下剤は日曜日に2錠、月曜日に2錠、今夜は4錠に加えて粉末を水で溶いたものをコップ一杯。なぜか今朝は便通がよくなかったのですが、今夜からなにやら大変そうです。 明日はお昼過ぎの検査まで何も食べてはならないことになっています。当日9時まではアメとかスポーツドリンクとかが取れるので、それまでに検査が終わるまでのエネルギーを摂取しておかなければなりません。なかなか大変。

大腸の検査(1)

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こちらは久しぶりの更新です。 まだ、7月の旅行の記事が途中ですが、一応健康管理記録をかねているので、明後日に行う予定の大腸検査の話を記録にとどめておきたいと思います。 検査対象部分の性質上、お食事中の方、これから食事を取られる方は、ここから先を読まれない方がよいと思います。 検査を受けるきっかけになったのは、人間ドック。便の検査で潜血が見つかりました。何年か前にもあったのですが、そのときは痔の自覚症状が顕著に出ていたのでそれを面接の医師に伝えたところ様子を見ましょうということになりました。今回は必ずしもそういう自覚症状もなかったので、最近若くして亡くなる方の死因として大腸系の病気が少なくないことを考えて、再検査を受けることにしました。 で、検査が明後日なわけです。 検査は、腸にバリウムを流し込んでX線撮影を行うそうです。そのためには腸を空っぽにしておく必要があります。 このため、昨夜から毎晩下剤を飲み始めています。 明日は、食事も特別になります。 これです。 このパッケージに一日分の食料が入っています。1167 kcalです。私の基礎代謝とほぼ同量。つまり寝たきりで過ごせばちょうどプラスマイナスゼロのカロリー量です。 朝食です。 おかゆに卵に味噌汁。三食の中でもっとも豪華です。 昼食です。 自転車に乗っているときは1~2時間おきにエネルギー補給に利用してました。でも、これが昼食です。 これではお腹が減ることを見越しているようで、おやつが付いてきます。 それから、スポーツドリンクでカロリー補給です。 晩御飯はこれ。 ポテトスープです。 ちょっと足りなさそうです。果たして私はこれだけで一日生きていけるのでしょうか? ちょっと心細いです。

オーストリア・イギリス旅行(2) ウイーン・ハプスブルク王朝の栄華

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いやいや、旅行中に撮った写真は2台のデジカメで合計2000枚くらい。 整理も旅行記も大変です。毎日1回くらいのペースで更新できるかなと甘く考えてましたが、もう一つ有害サイトを運営している関係でなかなか進みませんね。申し訳ありませんが、牛歩ブログになりそうです。 -- 7/7(火) ウイーン - シェーンブルン宮殿とホーフブルク宮殿 朝起きたら天気が良かったので、庭が広くて綺麗なイメージのあるシェーンブルン宮殿に行くことにしました。 朝食は、駅のパン屋で。 ホテルの朝食バイキングは15ユーロということは2000円近くしますから、ホテルで食べるのはガッツリ食べたいときだけに限定することにしました。ヨーロッパでは、パン屋は朝早くから開いてることが多く、ウイーンも例外ではありませんでした。 サンドイッチにコーヒーで二人で9ユーロくらい。サンドイッチは美味しくありませんでしたがコーヒーはまぁまぁ。 芸術の都に相応しく地下鉄の駅の壁にも何やらアートが描かれていました。 シェーンブルン宮殿は地下鉄で行けることがわかっていますが、開館まで少し時間があったので歩いていってみることにしました。 まずは、西駅(Westbahnhof)構内に入って鉄ちゃんしました。丁度構内が工事中で、工事のための仕切り板が複雑に入り組んだ構内になっていました。 ドイツでは左側の列車のように運転台の付いた制御客車から反対側の機関車を運転できるようになっているケースが多かったのですが、右側の列車は黄色い服を着た人が機関車の運転手と無線で連絡を取りながらバックで構内に入ってきました。 黄色い服の人の誘導は絶妙で、停止位置の標識からわずか40cmくらいの所で停車しました。 標識のポールが曲がっているので、何度か失敗した人が居るみたいです。 ドイツからの機関車も入線してました。こういう風に他の国から列車がそのまま入ってくる感覚って、島国の日本では味わえませんね。 西駅の北側のあたりを散策しながら宮殿に向かいます。 かわいいイラストが描かれた建物は幼稚園でしょうか。 西駅の西側には大きな車庫がありました。鉄チャンにはコタエられない風景です。 鉄道のガードをくぐると、宮殿が見えてきました。 Schloss Schönbrunn(シェーンブルン宮殿) ここはハプスブルク王朝の夏の間の離宮だったそうで、ユネスコ世界遺産に登