ケルン出張(5)
出張の仕事も一通り終わって、土曜日は移動日です。 当初は同行のOGさんがベルギーのリエージュからルクセンブルグを経てモーゼル川沿いにコブレンツに下って、そこからライン河沿いにフランクフルトに向かうコースを計画していて、それに付いてくつもりでした。しかし、前夜から雪が降ったり止んだりの天気で鉄道のダイヤにも乱れが出てました。前夜時点で一部列車に110分の遅れが生じてることに恐れをなして、ベネルクス大回りは断念し、市内を散策してから徐々にフランクフルトに向かうことにしました。(結局OGさんはモーゼルに向かいましたし、Iさんは長躯ローテンブルクまで行ったそうです) まずは前夜に紛失した手袋の捜索に出ました。 緯度の高いこの国では日の出が遅いです。7時過ぎても薄暗い中を旧市街へ向かいます。 デジカメで前夜に写真を撮ったポイントを確認しながら前夜の即席を辿りますが、手袋は見つかりませんでした。 仕方がないので(?)、ライン河の反対側を散歩することにしました。対岸から見た旧市街です。 ケルンMesse/Deutz駅です。趣のある駅舎です。 Messe/Deutz駅から撮り鉄してみました。大聖堂と三複線の鉄橋をバックに入線してくる客車列車は鉄道写真の定番ですね。TEEは無理としてもせめてICくらいは撮りたかったところですが、寒くてじっと立ってるのはキツいです。手袋もないし...重厚間のあるRegioが撮れたところで風邪を引かないうちに早々に退散することにしました。 ケルン市内ではクリスマス市場の準備があちこちで行われてました。 大聖堂の隣にはローテンブルクの有名なクリスマスショップ Kathe Wohlfahrt の出店(でみせ)がありました。この店を目当てに朝早くローテンブルクに出かけたIさんに「ケルンにもあったぞ」と意地悪なメッセージを送ろうかと思いましたが、まだ準備中でした。 9時から大聖堂の塔に登れるとの情報を得て、大聖堂に行ってみたら塔への登り口がまだオープンしてません。よく見ると貼り紙がありました。ドイツ語はよくわかりませんが、どうやらこの日からオープン時間が12:30に変更になったようです。出直すことにしました。 大聖堂の中ではちょうど礼拝が行われていました。普段は出入自由な礼拝堂が、このときばかりは大勢のお坊さんが観光客が立ち入らないよう通せんぼしていました。しか...