2008年11月30日日曜日

ケルン出張(5)

出張の仕事も一通り終わって、土曜日は移動日です。

当初は同行のOGさんがベルギーのリエージュからルクセンブルグを経てモーゼル川沿いにコブレンツに下って、そこからライン河沿いにフランクフルトに向かうコースを計画していて、それに付いてくつもりでした。しかし、前夜から雪が降ったり止んだりの天気で鉄道のダイヤにも乱れが出てました。前夜時点で一部列車に110分の遅れが生じてることに恐れをなして、ベネルクス大回りは断念し、市内を散策してから徐々にフランクフルトに向かうことにしました。(結局OGさんはモーゼルに向かいましたし、Iさんは長躯ローテンブルクまで行ったそうです)

まずは前夜に紛失した手袋の捜索に出ました。


緯度の高いこの国では日の出が遅いです。7時過ぎても薄暗い中を旧市街へ向かいます。


デジカメで前夜に写真を撮ったポイントを確認しながら前夜の即席を辿りますが、手袋は見つかりませんでした。


仕方がないので(?)、ライン河の反対側を散歩することにしました。対岸から見た旧市街です。


ケルンMesse/Deutz駅です。趣のある駅舎です。


Messe/Deutz駅から撮り鉄してみました。大聖堂と三複線の鉄橋をバックに入線してくる客車列車は鉄道写真の定番ですね。TEEは無理としてもせめてICくらいは撮りたかったところですが、寒くてじっと立ってるのはキツいです。手袋もないし...重厚間のあるRegioが撮れたところで風邪を引かないうちに早々に退散することにしました。


ケルン市内ではクリスマス市場の準備があちこちで行われてました。


大聖堂の隣にはローテンブルクの有名なクリスマスショップKathe Wohlfahrtの出店(でみせ)がありました。この店を目当てに朝早くローテンブルクに出かけたIさんに「ケルンにもあったぞ」と意地悪なメッセージを送ろうかと思いましたが、まだ準備中でした。


9時から大聖堂の塔に登れるとの情報を得て、大聖堂に行ってみたら塔への登り口がまだオープンしてません。よく見ると貼り紙がありました。ドイツ語はよくわかりませんが、どうやらこの日からオープン時間が12:30に変更になったようです。出直すことにしました。


大聖堂の中ではちょうど礼拝が行われていました。普段は出入自由な礼拝堂が、このときばかりは大勢のお坊さんが観光客が立ち入らないよう通せんぼしていました。しかし、エコーの良く効く大聖堂で巨大なパイプオルガンの伴奏で大勢の信者が斉唱する聖歌を聞いていると、クリスチャンではない私でさえ神々しさを感じました。このシチュエーションで人柄の良さそうなお坊さんから入信を勧められたらキッパリ断れる自信はありませんね。


一旦ホテルに戻ると、外は大雪です。ただ、雪がいつまでも降り続けるわけではなく、すぐにやんでしまいます。これなら、OGさんと旅に出た方がよかったかな?


チェックアウトしてホテルに荷物を預けてから同行者のうち旅に出なかったNさん、Sさん、ONさんとホテルの近くのBruce Leeというレストランへ。私は気付かなかったのですが、一部の出張メンバーの中で「気になる店」として話題になっていたそうです。


ドイツ語はよくわかりませんが、ランチバフェで3.45ユーロというなかなかお手頃なお値段。

ただ、メニューの左側の写真が気になります。


どうもお寿司のようですが、かなり創作的な感じがします。嫌な予感がしますが、今回の旅で食べ物で「ハズレ」を引いてないので、同行者とも協議して「話の種」にチャレンジすることにしました。

入店してみると、メニューにランチは「11:30~」と書いてあったのに、12:00時点でバフェカウンターには何も置いてありませんでした。「ハズレ」感がより高まってきました。一人だと腹が立つやら心細いやらで一つも楽しくありませんが、道連れが居るとこういう経験も旅の醍醐味として楽しむことができます。

中国系のウェイトレスによれば「土曜日は客足が遅いので、すこし遅めに料理を準備してるの。10分待ってね。」と。ワインを一杯もらって待つことにしました。


結局料理が8割がたバフェカウンターに揃ったのは20分後でした(よくあることですね)。あの写真の創作的なお寿司はディナーメニューだったそうで、中華風バフェでした。味は悪くありませんでした。ホッとした反面、創作的お寿司を体験できなかったのあ少し残念でした。




ワインで心拍数が高い状態で世界遺産ケルン大聖堂の塔に登りました。500段近い階段はホロ酔い状態ではちょっとキツかったですが、途中すれ違いで渋滞した関係で適宜休憩しながら何とか登りきりました。


空港へは14:53発のインターシティ(IC)2115列車。新幹線(ICE)ですと1時間で空港に着きますが、こちらはライン河沿いを2時間掛けて行きます。ケルン出張は3回目ですが、毎回このルートを利用してます。


以前ケルン中央駅を出てすぐの車両基地で103型電気機関車を見たのですが、今でもありました。今度は2台も!しかも、隣にTEEラインゴルトのドームカーがあります。一度走っているところを見たいです。


所々に雪が積もったライン河畔を眺めながら、同行者3名との酒盛りが続きます。今回は250ml瓶を6本。4名でフルボトル2本という計算になります。おいしゅうございました。


実はこのIC2115列車はフランクフルト空港は経由せず、そのままライン河沿いをシュトゥットガルトに向かうので、マインツで乗換が必要です。乗換時間が30分近くあったので、駅の外に出てみました。


マインツからはフツーの電車。


空港には出発の3時間前に到着。搭乗手続を済ませても搭乗まで2時間ほどあったのですが、今回はラウンジは使用不可。搭乗口付近のホールドルームにはトイレがないということで、空港内の食堂でブログの更新などやりながらワインをもう一杯。


帰りのフライトはシベリア経由の夜行便ということで、かねてから座りたいと思ってた左側の窓際へ。オーロラと我が家付近の景色を楽しみにしてたのですが、オーロラは睡魔に負けて眠っているうちに夜が明けてしまい、我が家付近は曇ってて何も見えず。トホホながら、無事帰ってこれたのは何よりです。

ケルンのお話はこれでおしまいです。

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