cucina NORD IBARAKI クチーナ ノルド いばらき

5月の日曜日に結婚30周年のお祝いとして日立市内のイタリアンレストラン「クチーナ ノルド いばらき」でランチしました。私たち夫婦+セガレ+ツレの両親と5人で。




多賀消防署+図書館からマルト諏訪店の方に抜ける道(「諏訪通り」というそうです)のセイブの向かい側にあります。ただ、道沿いではなく1軒山側に入ったところにあるので、お店ではなく道沿いに出ている看板が目印になります。

お店の周りの花がキレイです。お隣のガーデンデザイン工房のプロデュースでしょうか。

開店当初は土日の予約は取りにくいと聞いてたのですが、前日に気まぐれに予約したのにOKでした。クリスマスとか年末年始とか入学・卒業祝いのシーズンはとにかくとして、利用しやすくなったようです。

休日のランチは3,200円+税のコースのみですが、料理二皿はそれぞれ二種類から選択できるようになっていました。セガレがクルマを出してくれたので、スパークリングワインをいただきました。

最初に出てきたのは、アミューズで、春人参のエスプーマ。「砂糖を使わずに人参の甘味を引き出した」との説明で、少しハードルを上げてから頂戴しましたが、期待を上回る甘味でした。

前菜(antipasto)は「新玉ねぎのパンナコッタ+春のお豆とコンソメのジュレ」。パンナコッタというと普通スイーツを思い浮かべますが、玉ねぎ独特の尖った感じを残しつつ甘味もあっておいしかったです。

一皿目(primo piatto)はパスタとリゾットの二択。わたしは「久慈浜シラスとタコの辛いトマトソーススパゲッテーニ」をいただきました。「辛い」というストレートな表現どおり、なかなかのピリ辛感のあるトマトソースがおいしゅうございました。

二皿目(Secondo piatto)は肉と魚の二択。わたしは「常磐沖鮮魚と春キャベツのスープ仕立て」を選択。この日のお魚は真鯛でした。見た目淡白なイメージですが、少し強めの塩味を利かせて先入観の斜め上を行く濃厚な魚の味を強調。逆にスープは塩味控えめにしてキャベツのだしを味わってよ、という味付け。強弱両極端な塩の使い方が面白かったです。

デザート(dolce)は「イチゴのブディーノ ゴルゴンゾーラのアイスを添えて」。ブルーチーズ大好きなわたし的には嬉しい味でした。ブルーチーズ苦手なツレとセガレはどうかな、と思ったら、おいしかったと言ってました。青カビのピリピリ感はしっかりあったので、二人とも単なる食わず嫌いだったのでしょうか。
原宿のスイーツ屋さんあたりでこういうのが流行すると、ブルーチーズが一気に普及するんじゃないでしょうか。

東京の名店で修行したシェフが茨城の食材を活かしたお店、と聞いてましたが、納得のおいしさでした。お皿の上げ下げのタイミングもこなれてました。スタッフさんの待機場所がフロアの真ん中にあって、絶えず客席に気を配っているように感じました。お値段もリーズナブルです。

ちょっとしたお祝い事とかでまた利用したいと思います。

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