2008年1月2日水曜日

日立市内ポタリング

お正月らしい、穏やかな晴れの日なので、ちょっとポタリングに出てみました。引越して間もないので、市内の名所めぐりをやってみます。

まずは、良くも悪くもこの町との関わりが深い2つの企業の歴史的な場所から。
日鉱金属の日立工場です。この近くの山の上に日立鉱山という銅山があって、そこで取れた鉱石から銅を精錬する工場です。ここから、JOMOグループが生まれました。背景の煙突は、1914年に公害対策として立てられた150mの大きな煙突だったのですが、15年ほど前に崩れて1/3くらいの高さになってしまいました。
手前の駐車場が、日立製作所がこの精錬所の電気品の修理工場として創業した場所です。

精錬所から市街地に行く途中に大きな木造の建物があります。かつては共楽館という日立鉱山所有の芝居小屋で、東京から歌舞伎の公演なども来ていたそうです。今は日立市の武道館になっています。

近くに神峰(かみね)神社という市内では比較的ポピュラーな神社があるので初詣に行こうと思いましたが自転車を停められる場所を探してウロウロしているうちに、かみね公園の頂上に来てしまいました。この公園は、市街地を見下ろす高台の上にあって、動物園、遊園地、プールの他、この町出身の音楽家 吉田正(橋幸夫+吉永小百合の「いつでも夢を」が代表作)の記念館があります。春は桜の名所でもあります。画面の左端付近に先ほどの煙突も見えます。

展望台からは太平洋と市街地を一望にできます。

日立銀座という旧市街地です。1月2日ですから初売りで開ける店があってもおかしくないのですが、全店閉まってます。もっとも、普段でも半分以上のシャッターが閉じたままだったりします。この町で一番大きかった3階建ての書店も、今は売り場を1階の一部に縮小してしまい、見る影もありません。マクドナルドの市内1号店も閉まっちゃいました。
買い物客が郊外のロードサイドの大型駐車場付ショッピングセンターへ流れてしまって旧市街が衰退する、という現象はどの地方都市でも共通みたいです。特に、この町では、地元の2大企業の市内における事業規模が縮小傾向にあること、市内の交通政策が後手後手のため市内の移動自体が精神的苦痛を伴うこと、などの理由で旧市街の衰退がより顕著になっているように見えます。

この町でもメジャーだった映画館の跡です。ここから1ブロック離れた場所にあった系列館も1年前に閉まりました。他に近くと駅前のショッピングセンター内に各々2スクリーンのミニミニシネコンがあったのですが、それらも閉まって、日立市内から映画館がなくなってしまいました。

日立銀座から平和通りという大通りを挟んで反対側にあるさくらシティひたちというショッピングセンターです。ここは一昔前までは伊勢甚という茨城圏内最大のデパートチェーンが入ってました。20年ほど前にオープンしたときはとても賑わっていて、休日に車で行くと駐車場の空き待ちで何十分も待たされたことがあります。その後客足が落ちて3年前にデパートが閉店し、一時完全に閉まっていました。2年ほど前に新しいテナントが入って再開したのですが、駐車場を2時間無料にしても客足は戻っていないようです。各フロアーがベニア板のパーティションで仕切られて、かつての半分くらいの売場面積に縮小しているのに、それでも空いたスペースが目立つのはとても物悲しく感じます。

といったところで、昼ごはんの時間が近付いてきました。旧市街よりは少しはマシな駅前の再開発地区にあるイトーヨーカドーでカミさんから頼まれた食料品の買い物を済ませて、帰途に就きました。ただ、ヨーカドーの食品売り場にはインストアベーカリーがないことがわかりました。メーカー工場で焼いてから何時間も掛けて輸送されてきたパンが店内で焼いたばかりのものにかなうはずがありません。ハッキリ言って店内で焼いてる近所のサンユーの方がマトモです。ここも長くないかもしれません。

本日の体重:65.3kg

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