2008年2月3日日曜日

山側道路

寒い週末でした。
土曜日は午後に市内をポタリングしました。
電器屋でエアコンを見たり、床屋に行ったりした後、市内で建設中の山側道路を見に行きました。

日立市は20万人近い人口の大部分が海と山に挟まれた東西方向に約3km、南北方向に約24kmの細長い土地に集中して住んでいます。幹線道路は片側1車線の6号国道しかない上、その他の道はもっと狭いのが多いため、市内の車の行き違いが可能な道はいつも混んでます。そんな市内道路の渋滞緩和のための進行中のプロジェクトが二つあって、一つが市内北部の海岸沿いの6号バイパス、もう一つが市内南部の山沿いの山側道路です。

山側道路は、市内石名坂町-大久保町間の市街地を山側に迂回していく計画で、うち南側1/3くらいの石名坂町-大沼町が開通してます。

その山側道路の未開通部分の一部が来年春頃に開通するかもしれない、というニュースを見て、うわさの現場を見てみたくなりました。

その前に県道61号日立-笠間線を覗いてみます。
常陸多賀から塙山団地へ上がる道の途中を左に入ると昼なお暗い林道です。舗装されてますが、痛みが目立ちます。もう10年くらいはメンテナンスされていないようです。

途中開けた場所があって、宅地として分譲されていました。土留めのコンクリの色から見て造成されてからすでに数年経っているようですが、10軒分くらいある分譲地のうち家屋が1軒と工事用資材倉庫が1軒建っているだけでした。県道とは言っても、険しい林道ですし、この先常陸太田との市境が通行止めになっていて、ドン詰まりの道路です。常陸太田まで通じる計画がありますが、前述の山側道路を含めた別ルートで建設中ですから、先ほどの林道が改良される可能性は全くありません。住宅地としては必ずしも良い物件とは言いがたく、完売するのは大変そうです。1軒だけ入居した方は、自然を独り占めできて幸せに思っているのか、それとも1軒だけで寂しいのか?余計なお世話ですが、見知らぬ住民の方に思いをはせてしまいます。


分譲地の先に山側道路の橋が姿を現しました。どうみても数十億円くらい掛かってそうな立派な橋です。しかし、この橋に車は走ってません。道路が開通してませんから。民間企業ならば何十億円もの投資をしたら、その元手を少しでも取り戻そうと少しでも早く使えるように工夫するはずです。完成してもすぐに使える見込みが立たないなら工事を凍結して、浮いた予算はすぐに利益の出る事業に回すでしょう。色々と事情はあると思いますが、こういう立派な橋が使われないまま何年も放置されているのはとても残念です。

このままこの道路を登っていくと、未舗装になって、通行止めになります。更にその先を強行突破すると石灰岩の採石場があって、そこを突っ切っていくと常陸太田市に抜けられることは知っています。だけど、今日はオフロード用の自転車じゃないし、元々オフロードは99%未経験なので、今回はこの辺で戻ることにします。

県道61号線の南側の塙山団地は、東側に太平洋を望む高台にあります。前述の来年春開通のニュースでは、大沼町から塙山団地までを部分開通させるというものです。そこで、塙山団地の最も奥まで登ってみました。


団地の斜面を登り切った児童公園のはす向かいに立入禁止の標識がありました。


通せんぼの先には、立派な道路ができていました。この道路は塙山団地を経由して6号国道に接続するアクセス道路のようです。


山側道路の本道の方にはこんな看板が出ていて、県道61号の表示もあります。


南側は、大分工事が進んでましたが、意外に舗装は未完成でした。散歩している人が居ることから、ずっと先まで続いているようです。今度日を変えてMTBで走ってみたいです。


一方、北側はまだ開通までお金も時間も掛かりそうです。先ほどの県道61号(旧道)から見上げた立派な橋はこっち側ですから、来年春以降も使われないままです。本当にもったいない。

気を取り直して、先ほどのアクセス道路を降りました。


団地内道路につながるところにバリケードがありました。バリケードの向こうは閑静な住宅街です。来年春の部分開通に向けた地元住民との協議が進められているそうですが、決して容易な交渉ではないことが予想されます。元々市街地を迂回することが前提の道路で、このアクセス道路も団地と山側道路の接続用のみの目的で作られたものではないかと思います。実際団地から国道6号まで曲がりくねった坂を下りる必要がありますし、直角に曲がる交差点も何箇所かあって、とても「幹線道路」の一部となりうるものではありません。とはいっても、これまでほぼ完成に近いところまでできた道路が使われないまま放置されるのはとてももったいないです。北側区間の計画の見通しを明らかにして、そのときまでの暫定措置として塙山団地の住民の方々の同意を得て部分開通させる、というのが現実解だと思います。とにかく、北側区間の計画をより具体的なものにして欲しいです。ドライバーの立場では、そういうことにお金が使われるならば、ガソリン代が高いままでも構いません。問題は、完成しても何年も活用されないような施設を作ってしまうような工事の進め方なのです。


団地内の児童公園から市街地と太平洋を見下ろします。街灯が点いてるところもあることに気付いて時計を見るともう17時過ぎ。暗くならないうちに家路を急ぐことにしました。

本日の体重;64.6kg (土曜日の夜は63.8kgだったので、日曜日の暴食がマズかったか…)

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