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'09フィギュア世界選手権女子 金と浅田(4)

昨夜は睡魔に襲われて、途中でやめちゃいました。 続きです。 で、両者のスコア比較分析をやってみましたが、大差が付いた理由について、あまり明快な答は出ませんでした。素人だから当たり前か。 でも、書き始めたので、責任を持って最後まで書きましょう。 まずは両者のスコアの比較から。 選手 Short Program Free Total(合計) TES PCS TSS(SP計) TES PCS Deductoin TSS(Free計) 金 43.40 32.72 76.12 63.19 68.40 0 131.59 207.71 浅田 35.90 30.16 66.06 60.15 62.88 1 122.03 188.09 差 7.50 2.56 10.06 3.04 5.52 1 9.56 19.62 ショートプログラムの点差はルッツ・ジャンプが大きかったと申しました。 フリーの方は、Program Component Score (PCS)が大きな違いになってます。 採点要素 金 浅田 点差 Skating skills 8.50 8.10 0.40 Technical Transitions 8.25 7.55 0.70 Performance/execution 8.70 7.90 0.80 Choreography/composition 8.60 7.90 0.70 Interpretation/timing 8.70 7.95 0.75 合計の1.60倍 68.40 63.04 5.36 う~ん。実はこの部分、よくわかりません。 金の表現力は素晴らしいと思いますが、浅田の仮面舞踏会も素晴らしいパフォーマンスだと思います。私にはそんなに大きな優劣の差があるようには思えないのです。 ただ、カミさんによれば、このときの金は完全にシェヘラザードになりきっていた一方、浅田はあくまでもいつもの真央ちゃんのままで、そういった違いが得点差につながったんじゃないかと。観客の盛り上がりも全然違ったのでその通りかもしれません。ここには、プログラム構成のミスでTechnical Element Score (TES)で0点になっちゃったスピンも十分貢献してますね。ただじゃ転ばないところが凄い。 しかし、浅田にも同じくらいに観客を魅了できる力はあると信じてます。来年のプログラム構成に...

'09フィギュア世界選手権女子 金と浅田(3)

金選手の涙、素晴らしかったですね。カミさんと二人でもらい泣きしてました。 まずは、優勝した金選手との差の分析です。 選手 Short Program Free Total(合計) TES PCS TSS(SP計) TES PCS Deductoin TSS(Free計) 金 43.40 32.72 76.12 63.19 68.40 0 131.59 207.71 浅田 35.90 30.16 66.06 60.15 62.88 1 122.03 188.09 差 07.50 02.56 10.06 3.04 5.52 1 9.56 19.62 審判の採点表は、こちらで見ることができます。 http://www.isuresults.com/results/wc2009/ ショートプログラムは、ルッツの差が明暗を分けましたね。 選手 技術要素 基礎点 採点 金 3Lz 6.00 7.60 浅田 2Lz 1.90 0.90 差 4.10 6.70 Technical Element Score (TES)の7.5点差の9割近くがルッツジャンプの差です。 金が基礎点に1.6点も加点をもらってるのに、浅田は2回転に減って1.9点しかない基礎点から更に1点減点されてます。 フリーは、浅田のトリプル・アクセル転倒が痛手だったように見えますね。でも、金も大きなミスをしています。それも2回も。 選手 演技順 技術要素 基礎点 採点 金 8 2S 0.44 0.24 12 CCoSp4 0.00 0.00 浅田 2 3A 3.50 1.00 浅田は更に転倒で1点減点を受けているので、浅田の演技順2は実質0点になります。 一方、金の演技順12は会場からも大喝采を浴びた締めくくりのスピンですが、ここにくるまでに規定の3回使っているのでTechnical Element Scoreの採点対象外になったみたいです。 こうやってみると、金もそれなりに失敗はしていて、浅田の敗因はトリプル・アクセル転倒だけでは説明が付かないように見えます。 もう少し時間を掛けて分析することにします。 (つづく)

'09フィギュア世界選手権女子 金と浅田(2)

TV中継で二人のフリーの演技が終わりました。 浅田が金を逆転するのは難しいと予想してましたが、ここまで大差が付くとは思いませんでした。 浅田の演技もトリプル・アクセルの転倒を除いて目立ったミスもなく、とても魅力的な「仮面舞踏会」だったと思います。 それを上回って金の演技が素晴らしかったということでしょう。 それにしても納得行かないのが、浅田がロシェットにも更に差をつけられたこと。転倒こそしなかったものの、明らかに回転が足りないジャンプとかがあって、浅田を上回ってる印象がありませんでした。来年の五輪の開催国のスターのステータスをある程度上の方に付けておこうという大会関係者の思惑が見え隠れします。 なぜ金にあのような大差を付けられたか、そしてなぜロシェットを逆転できなかったかを後ほど分析してみたいと思います。 -- でも、この大会で嬉しかったのは安藤の復活ですね。彼女が安定感を取り戻して、更に4回転ができるようになれば、金と浅田の間に割って入る可能性が大有りだと思います。 -- 金選手の涙...美しいですね。 努力を続けて夢をかなえた人だけに許される素晴らしい涙だと思います。 来年のバンクーバーでは浅田選手のそんな涙が見たいです。

フォーーーーーーー!

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庭のコリアンダーが豊作です。地域によってパクチー、香菜、シラントロなどと呼ばれる香草です。 昨年6月頃に一株買ったら食べるほど葉が茂る前に花が咲いてしまったので、できた種を発芽させて庭の空いたところに何株か植えておいたらおびただしい量の若い葉っぱが茂るようになりました。 早速、フォーが食べたくなりました。 時刻は11:00ちょっと過ぎ。「今日の昼飯は俺が作る」と宣言して買出しに。「お米もね!」とのカミさんの依頼のため歩いて5分の ヨークベニマル日立会瀬店 まで自転車で。帰りは下り坂なので、少し重い買い物でもへいちゃら。 ところが、近所のヨークベニマルに置いてないことが判明。仕方なく サンユーストア 池の川店まで足を延ばすもそこにも置いてませんでした。 結局自転車を飛ばして やまや 鮎川店まで買いに行くハメに。 後はサンユーで残りの食材を買って帰るだけですが、そこで最近気になっていることを思い出しました。 以前 WoderGOO日立中央店 でlove the worldの初回版が売れ残っていたのを見かけたのですが、ワンルーム・ディスコの初回版を購入してからすっかり初回版特典のオイシサに味を占めて「まだ残ってるかな?」と気になってました。 あちこち回って空腹でしたが更にちょっと遠回りして立ち寄ることにしました。 途中の通称「あんず通り」の街路樹の花が満開です。こういうのにバッタリ出くわすのが道草の特典ですね。 何と、まだ残ってました。9ヶ月近く前に発売したシングル、それもオリコン1位になった楽曲で初回限定版がまだ残ってるなんて...大都市じゃ絶対ありえませんね。 ということで、即買いです。 帰宅したらカミさんが台所仕事中に使ってるカシオの防水コードレスビジョン「XFER」でDVDを鑑賞しながら調理しました。 出来上がったのがこれ。 コリアンダーの香りが苦手なカミさんのため、私だけ外で食べることにしました。XFERも持ち出して。 インスタント、しかも、私の作ったものなので特別美味しい訳ではないと思いますが、love the worldの初回限定を手に入れた幸福感も相まって、家族とはバラバラながら楽しい食事になりました。とりあえず、カミさんも倅も完食。 これからしばらくコリアンダーの葉っぱが沢山取れそうなので、今度やまやに行ったらフォーを大量に買い込むことにします。 ところ...

'09フィギュア世界選手権女子 金と浅田

ショートプログラムが終わって、1位の金ヨナと浅田真央の得点差が10点以上開きました。 金がよほど大きなミスをしない限り逆転は無理っぽい感じがします。 何で10点差なのかなと分析してみました。 選手 TES PCS TSS(SP計) 金 43.40 32.72 76.12 浅田 35.90 30.16 66.06 差 07.50 02.56 10.06 大差がついたTecnical Element Score (TES)をもう少し掘り下げてみましょう。 浅田の目立ったミスは苦手にしているトリプル・ルッツがダブルになってしまったこと。一方金はこれをきっちり決めてきました。 選手 ジャンプ 基礎点 金 3Lz 6.00 浅田 2Lz 1.90 差 4.10 もう一つの二人の演技の目立った違いは、最初のコンビネーション・ジャンプでした。 選手 ジャンプ 基礎点 金 3F+3T 09.50 浅田 3F+3Lo 10.50 差 -1.00 こちらは浅田の方が難易度が高いので基礎点どおりなら点差は1.00だけ縮まるはずです。 他の要素はよく違いがわからないのですが、ショートプログラムでは採点対象となる要素が予め決まっていて大差はないと思うので、基礎点では金と浅田の差は3点前後だと思います。 しかし、Technical Elementsだけで7.5点の差をつけられてしまいました。 両者のジャンプを見比べてみると、その理由がよくわかります。私のような素人ではTV中継でやってるスロー再生でも速すぎるので、TVのスロー再生を更にスロー再生してみました。 女子フィギュアのトップを争っている二人ですからキレイに飛んでいるように見えますが、スロー再生のスロー再生を見てみると結構細かいところでごまかしているところがあります。 (1) 踏み切りのときに、刃が氷から離れたときには刃の角度が少し回ってる。 (2) 着氷のときに、刃の角度が踏み切ったときの角度より少し足りない(いわゆる回転不足)。 昨日のショートプログラムでは、金は(1)(2)とも概ね10°以内で悪いときでも30°程度に見えましたが、浅田は最低でも20°以上、酷いときは90°近くごまかしていたように見えました。きっとプロの審判の目はごまかせないでしょう。 それから、ルッツジャンプの踏み切りのときに用いるエッジの違いもありました。 ルッツ...

深澤真紀さんの「百恵」と「聖子」を読んで...

ちょっと堅めのニュースソースですが、 日経ビジネス誌のWebサイト で 深澤真紀の平成女子図鑑【14】「百恵」と「聖子」-バブル世代に影響を与えた「時代と寝た女」と「すべてを手に入れる女」 という記事を見つけました。 昨年暮れにPerfumeと出会って以来頭の中でアイドルブームが燃え上がっている私ですから、見逃すはずもありません。しっかり読ませていただきました。 ビジネス誌の連載ですからキャリヤと能力開発の観点で書かれてはいますが、アイドル論としても面白い記事でした。 日経系サイトの記事は無料ながら少々面倒なユーザー登録してないと読めない場合があるので、超要約しますと、山口百恵が引退後戻ってくることもない一方、松田聖子が現役を続けているのは何故か、という記事です。 また、ちょっと長くなりますが、その結論付近を引用します。  女性は「自分がどう見られるか」「どう評価されるか」に夢中になりがちな生き物です。聖子は、自分がどんなに愛されても神格化されても「柳に風」に見えます。これはある意味で、すごいことです。 おそらく聖子は、ファンの中にいる「聖子」と自分は違うということが分かっているのだと思います。  しょこたんの中にいる「聖子」も、その他たくさんのファンの中にいる「聖子」も自分とは別物。アイドルはそういうものだと分かっているのです。  そして多分山口百恵は、ファンの中にいる「百恵」と自分をうまく切り離せなかった人です。だから引退するしかなかったし、復活もしなかった。  今の働く女性にとって、聖子のような「引きはがす力」はとても大事だと思います。  自分が持ついろいろな人格について、すべて責任を背負わなくてもいいということです。  当たり前のように聞こえますが、でもいざ自分に当てはめてみると、自分の人格に責任を持たないというのはなかなか難しいことです。  例えば「感じのいい人」と思われながら仕事をしていると、女性は「感じのいい自分」でいることに夢中になってしまうものです。しかし、そんなイメージに縛られていると長続きしません。  松田聖子が長く芸能界で活躍し続けられているのは、人それぞれの心にいろいろな「聖子」という虚像があり、「虚像」でいることが自分の仕事だけれど、それに縛られる必要はないと分かっているからでしょう。  一方で、そのファンからの称賛は栄養にすることができ...

ワインバー La Soie (7)

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別に7回しか行ってない訳じゃないんですが、日立市民会館向かいの La Soie は7回目の掲載になります。 ちょっと久しぶり。今年になってから2回目かしら。 前のお客さんの残り物のレーズンを頂戴しちゃいました。 ぶどうのお酒のおつまみにぶどうという組み合わせですがなかなかいけます。 もう既に強力に酔っ払っていたので、「高い酒が美味いのは当たり前、安くて美味しいのを探してくるのがプロのソムリエだ」などと無茶苦茶な暴言を吐いて、スペイン産の「Higueruela」を抜栓してもらいました。(マスター、失礼な発言ご容赦ください) グルナッシュ(ガルナッチャ?)のちょっと酸味が入った感じ。香りほどではないけど程よい果実味があって好きなタイプに入ります。 個人で購入するときには選ばない選択肢ですが、そういう自分で買うときに選ばないものが飲めるのもワインバーの楽しみだったりします。大好きな新世界のカベルネ・メルローのブレンドならいつでも飲めますからね。 飲み口のところが薄くて、割ったら高くつきそうなグラスです。でも、葡萄の色やグラスを口に近づけたときに立ち上ってくる芳香が楽しめるかどうか…グラスの良し悪しでワインの味が倍半分くらい変わるような気がします。 おつまみは突き出しだけ頂戴しました。 外はサクサクでも中にちょっとだけフワフワの食感が残るガーリックトースト、鴨の燻製、いろんな野菜が入ってて胃にやさしそうなラタトゥイユの三点セットは、晩御飯の後でちょっと飲みながらつまむにはちょうど良いボリュームです。 これもこのお店の楽しみの一つです。 ジャズを聴きながら静かにワインをいただく、至福の一時を過ごすことができます。 あまり混雑すると困るのですが、マスターが高いお酒ばかり勧めてくるあたり必ずしも経営が楽勝とは言えなさそうですし...お店がなくなるともっと困るので、少し宣伝しておきましょう。 〒317-0064 茨城県日立市神峰町1-10-25 パステリア(ベーカリー)の2F 0294-21-5876 http://www.la-soie.net/ 定休日は多分日曜日の夜だけだと思います。

ちゃめぃ ちゃめぃ ちゃめぃ...

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アマゾン から届きました。 ワンルーム・ディスコ ジャケットに虹色の光沢があって、なかなか高級感があります。 ジャケット写真が発表になったとき「通常版の方がよかったな」と思ったのですが、これならオッケーです。通常版まで購入するとカミさんに離婚されることなっているので諦めることにします。 まずはありがたいPVを拝観後(ちゃんと最後まで)、NHK(好きだよ♪)の録画を2本観てから、音源の方を拝聴中です。 やっぱりFM放送をMDに録ったやつとかYouTubeとかよりも、CD音源のがずっと良いですね。 Instrumentalを聴いて んん... ちきちゅぅ ちゃめぃ... に私には聞こえる謎の声が ちゃめぃ ちゃめぃ ちゃめぃ ちゃめぃ... と結構しつこく入っていたことにビックリ。気づかんかった。 それから、「昼間みたい...」で始まるCメロのところの抑え過ぎのBGM、胸にグッと来るものがありますね。中田ヤスタカのセンス良すぎ。 23:30もなかなかシックな大人の香り。 ファンになって初めて購入した新譜のシングルですが、満足度高いです。 今朝の地元の高速バスの広告です。イラストが何とも言えません。 しかも、終バスの時刻が東京駅発23:10です。これで東京にライブをしに行っても帰りの足の心配はなくなりました。後はライブの入場券だけです。

風の谷のナウシカに涙する

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土曜日に 風の谷 へ行ってきました。 となると見たいですね。風の谷のナウシカ。 天気の悪い日曜日に観ました。 もうそれこそ7~8年ぶりに観たんですが、3回泣けました。 1)オープニングで、民衆が空を飛ぶ人を崇めるタペストリーからナウシカがメーヴェで飛んでるシーンに移るところ。空の絵も久石譲のテーマ曲も美しすぎ。 2)腐海の湖で王蟲の触角(?)に包まれるところ。「ラン・ラン・ララ・ラン・ラン・ラン...」の歌がダメです。 3)酸の海で王蟲の大群の触角(?)に包まれるところ。また「ラン・ラン・ララ・ラン・ラン・ラン...」でダメ。 25年前の封切のときに初めて観たときは、2)でヤラれそうになり、3)でダメになったのですが、今回は2)がこらえられなかったし、1)までダメでした。 特に「ラン・ラン・ララ・ラン・ラン・ラン...」は、私のツボに完全に嵌ってるみたいです。しかも、歳をとった分涙もろくなっててこらえることができません。目が腫れ腫れになった一日でした。 ただ、「ラン・ラン・ララ・ラン・ラン・ラン...」は「ナウシカ・レクイエム」という曲名だそうですね。「レクイエム」って、死者に贈る歌のことらしいので、その対極にある「生命」とのつながりの強いナウシカのテーマとして適切な曲名だったかというと疑問です。 ところで、ライブであ~ちゃんが大勢の観客の手を目の前にして「ラン・ラン・ララ・ラン・ラン・ラン...」を歌ったそうですね。 観たかった...

Concha y Toro Sunrise Chardonnay 2008

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土曜日は、 近所を散歩 した後で、ウンが付いたジャンパーのまま、晩御飯のおかずの食材を買いに近所のスーパーに立ち寄りました。 買ったのは一尾38円のさんま(冷凍)。ボンビーな家庭の味方です。 魚といえば白ワインです。 一応「やまや」で欧州のどこかの国のシャルドネを一本購入してありますが、アメリカ大陸の西海岸のトロトロっとした蜂蜜みたいなシャルドネが飲みたくなりました。 で、選んだのがこれ。 どこでも売ってるコンチャ・イ・トーロです。廉価版のサンライズです。何のへんてつもないチリワインです。 でも... 私好きです、こういうの。期待通りのトロトロとした感触と蜂蜜レモンの味。ラベルの隅っこに2008と書いてあるということは、むちゃくちゃ若いですね。南半球だから収穫は2月~3月頃だと思いますが、それから1年しか経ってない計算になります。でも、良いんです。フルボトルで900円しなかったし。これより高くてマズいシャルドネはいくらでも存在します。少なくとも同じ価格帯だった Painter Bridge よりは数倍美味しかった(あれは、今まで飲んだカリフォルニアのシャルドネの中で最低の論外だったので比較すること自体が誤りかもしれませんが)。 何かレベル低くてワイン通には軽蔑されそうですが、この辺が私にとっては分相応なのかもしれません。

近所を散歩

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ここ三ヶ月はすっかりPerfumeファンサイトと化してしまった私のブログですが、たまには、Perfume以外の話題でも。 土曜日は天気よかったですね。 来週の来客の準備のために会社へ行きましたが、今ひとつ集中できないので、午前中に最小限の準備だけ済ませ、午後は休むことにしました。 とはいえ、家に戻っても無線ルータのメンテナンスなどをやっているうちに3時過ぎに。 自転車に乗りたかったのですが、着替えたり走行前のメンテナンスなどで30分ほど掛かっちゃうので、散歩に切り替え。近所のワンルーム・アパート巡りもほぼ一巡した感じがあるので、今日は山側に行ってみることにしました。 近所のニトリとゼビオ・スポーツの裏手の階段を上がると、某電機メーカーの文化施設で「小平(おだいら)会館」というホールに出ます。創業者にちなんで名付けられたこのホールは、90年代前半にバブルが弾けて経営が苦しくなるまでは、毎週末のようにイベントが開催され、この街の文化水準の維持・向上に大きく貢献していました。1980年代のイベントの記録を見ると、月に1~2回は大物アーチストのコンサートがありました。出演者は、キャンディーズとか松任谷由実のような若い人向けのアーチストだけでなく、越路吹雪みたいな大人向けのアーチストとかなり幅広い。それ以外の週末も名画上映会の他、某電機メーカーの各事業所の文化祭みたいなイベントや音楽サークルの発表会とかで、いつも賑わっていた記憶があります。 最近は、ここでイベントをやっているという話を聞いたことがありません。市役所の近くに市民会館があって、駅前に市が立派なホール(こちらも年に片手で数えられるほどしか特筆すべきイベントをやってないので勿体無い限り)もあるので、ホールについては完全に供給過剰状態です。 眺めの良い高台にあって、市街地を一望にできます。 桜の木が植わっていて、つぼみが大分膨らんできました。あと2週間くらいですかね。 26年前に就職でこちらに来たときに、会社の新人研修の一環で小平会館の裏から市内で一番高い高鈴山まで歩いた記憶があります。時間的に高鈴山までは無理ですが、丘陵地帯を散策してみることにします。 最初は、住宅街を歩きます。 道、こんなに狭かったっけか。 徐々に民家がまばらになってきました。 道沿いの最後の民家の前で舗装も途切れました。 ここから先はハイキングコ...