ケルン出張(6)ケルン中央駅

出張の最終日は、仕事が早目に終わったので、来るときに暗くて何も見えなかったライン川沿いの列車で空港へ移動することにしました。ケルン中央駅 (K*ln Hbf)に着いたのは15:00ちょっと前。この日はお昼が軽めだったので食べ損ねてたソーセージとビールを楽しんでから、エキナカの店を冷やかしましたが、Koblenz経由フランクフルト空港方面のInter City (急行列車)が出る15:53までまだ30分ほど時間があります。
別に列車の写真を撮る趣味はないのですが、憧れのドイツ鉄道、憧れのケルン中央駅、しかも色々な列車がひっきりなしに出入します。これは撮らずに帰る手はありません。待ち時間の間、にわか「撮り鉄」として過ごすことにしました。

駅の大屋根と大聖堂が見えるこのアングルは、以前写真で何度か見たことがあります。丸っこい103型機関車が引っ張る臙脂とクリーム色のツートンカラーの客車で構成されたTEE Rheingold (ラインゴルト)が大聖堂をバックに駅から出てくる写真に憧れていました。ホームの端っこの幅1メートルちょっとしかない場所なので、列車が来るとちょっと怖いですが、鉄チャンにはたまらない撮影ポイントだと思います。

流線型のディーゼルカーです。どことなく小田急ロマンスカーに似てると思ったら、同じように車両の連結部分に台車が付いてる「連接車」になってます。

流線型ですが電車で、前頭部の傾斜もディーゼルカーほどじゃありません。

二階建て列車です。運転席が付いてるので電車っぽいですが、反対側に機関車が連結されていて、押しています。写真の右端に狭いホームが見えますが、このホームで撮影してます。
これが二階建て列車を押してた機関車です。それにしても屋根の造形が見事です。

こちらは普通の列車。ドイツの機関車は機能的でカッコイイのですが、どこかしら人間的な表情も持っているように見えて好きです。

新幹線の2代目ICEがやってきました。初代ICEと同様直線的なデザインが特徴です。

こちらは最新型の3代目ICE。新幹線だと500系に似てますが、それ以上にJR九州の特急かもめにそっくりです。ICEの方が少しデビューが早いみたいですが、ほぼ同時期なので偶然の一致なのかもしれません。

オマケにパリから国際特急Thalysがやってきました。ワインカラーの車体からフランスの香りがプンプンします。これまで写真やテレビでしか見られなかったヨーロッパの列車がここまで色々見えるとは思いませんでした。

30分ほどの待ち時間はあっという間に過ぎて、フランクフルト空港方面行きのICが入線してきました。撮影タイムはこれでおしまい。

続く

本日の自転車:ローラー台30分。ペダルの回し方がむちゃくちゃなのは昨日と同じ。何のヒントを掴めないまま、ギブアップ。

本日(3/9)の体重:64.9kg

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