ずっと一緒さ



いつの間にか音楽はiPodで聴くものになってしまいました。電車やバスに乗るときだけではなく、車に乗るときも家で音楽を聴くときもiPodを無理やりステレオにつないで聴きます。音源はCDを買ったり借りたりですが、iTunesもよく利用します。

iTunesで不満だったのが、一部のアーティストの楽曲が丸ごと抜けていることでした。山下達郎もその一人でしたが、ついに彼の楽曲もiTunesにアップされましたね。迷わず購入しました。

香取慎吾が出てる訳のわからないドラマのエンディングに使われている曲で、とても気に入っていたので、フルコーラス聴けるのは幸せです。「本当の強さは独りじゃないって言えること...」詞もなかなか言葉に深みがあるじゃないですか。しかし、ドラマで流れていたときから気になってたのですが、歌い方が妙に奥さんの竹内まりやに似ているように思えます。例えば、ラ行が"R"じゃなくて"L"の発音になっていることや、「こびりつく涙を溶かして」の「と」が「トゥ」気味になっているなど、発音がそっくりです。それだけじゃなくて、コブシのまわし方なんかもソックリに聞こえます。もう20年以上も山下達郎プロデュースのまりやの楽曲を聴き続けてきたこともあるのかもしれませんが、それにしてもここまでまりやの影響を強く感じる楽曲はないように思えます。竹内まりやもBeginningの頃からの好きなアーチストだったので、ちょっと嬉しかったりします。

ところで、BluRay vs HD-DVDの戦いは東芝の撤退宣言で勝負が付きましたが、iPod vs Walkmanの戦いはすでに大勢が決しているにもかかわらずソニーが敗北を認めないせいでソニー系レーベルの楽曲が未だにiPodで利用することができません。ソニーが社命を賭けて開拓し30年近く守り続けたポータブルミュージックプレイヤーの市場をあっという間に奪ったiPodにそう易々と屈したくないという気持ちは理解できますが、コンテンツの媒体が複数あることがユーザ、メーカそしてコンテンツ提供者の誰にも利益をもたらさないどころか不利益しかもたらさないことをソニーはよく知っているはず。

iTunesがソニーのSonicStageに比べて著作権保護機能が弱いことを懸念しているのかもしれませんが、少なくとも日本では一部の他国のような海賊版の横行はないと思いますし、ダビングした楽曲を友達同士で交換するやり取りを無用に拘束するのは、お金のない若い人たちが優れた楽曲に出遭う機会を減らしているだけで、結果的に楽曲提供者に利益をもたらすことはないと思います。私も貧乏だった学生時代はダビングが主たる楽曲の入手手段でした。就職して自分の自由に使えるお金が増えてから、欲しかったレコード(後にすぐにCDになりましたが)を大人買いしたのは言うまでもありませんし、それからも20代の間は毎月数枚のアルバムを買ってました。ですが、仕事が忙しくなるにつれて、新しい楽曲に触れる機会がガタ減りしました。音楽番組が減っただけじゃなくて、友達と楽曲を交換する機会も無くなりましたからね。お願いだからソニーは間違いに気付いて欲しいですし、間違いに気付いたらすぐに修正できる会社であって欲しいと思います。(少なくとも過去はそういう会社であったはず)

本日の体重:64.8kg

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