高鈴山から常陸太田散策(3)常陸太田市町屋付近を歩く

日曜日の散策の続きです。
例によって、Perfumeネタ少な目(今回はなし?)です。

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ようやく無事に人里までおりて来れました。




こつ然と立派な道路の工事現場に出くわしました。広域農道みたいです。日立市の入四間地区につながると思われます。


ほどなく林道が広域農道に合流しました。
ここから暫く文明の香りのする道を行きます。


集落が見えてきました。意外に高いところを歩いてたことにビックリしました。
しかし、良い景色です。


何となく脇道を奥に入っていくと、「DASH村」がありそうな感じがします。実物のDASH村が福島県にあることがわかるまでは、「常陸太田市内にあるかも」と思っていた時期があります。


夏場は美しい棚田になりそうなロケーションです。


民家の前を通りがかったら、可愛い子犬が近づいてきましたが、カメラを構えたら逃げて行きました。写真のキライな犬ですかね。


こちらも桜は咲き始め。


利用者が殆ど居ないハイキングコースですが、看板はなかなか立派です。




国道349号線です。この一帯は、クリストという世界的に有名な芸術家のアンブレラというプロジェクトのサイトになった場所で、1991年の秋に青い直径8m超の巨大な傘が19kmにわたって1300本設置されました。同時開催の米国カリフォルニア州で強風で倒れた傘で死亡事故が起きてわずか18日でプロジェクトは中断に追い込まれ、日本国内でも撤去作業中に作業員の方が亡くなるという悲運のプロジェクトとなってしまいました。当時私は仕事が無茶苦茶忙しくて、天気の悪い日に閉じた傘が並んでるのを見ただけでプロジェクトが終わってしまったという情けない思いをした記憶があります。

美しい谷の風景で、世界的に有名な芸術家が選んだのも無理ないと思いますが、別に傘がなくても十分美しい風景だと思います。 ただ、田舎なだけだともいえますが。


JR常磐線に出るバスが通ってる常陸太田市街に出るには国道349号線沿いに行くのが最も近いのですが、田舎町の春を味わうならば、旧道の方が楽しいと思います。「町屋」という集落から旧道を通っていくことにしました。


この谷を流れる里川に出ました。


川向こうにレトロで美しいレンガの建物が見えてきました。大正時代の変電所だったそうです。



古い町並みです。この辺はかつて棚倉街道という古道の宿場町だったそうです。


酒屋さんです。常陸太田の美味しいお米で作った地酒と、山葡萄のワインを作っているところです。ワインを所望したいところですが、前夜にワインに絡んでカミさんと大喧嘩をしており、これ以上離婚のリスクを悪化させないためにも我慢です。写真を撮るだけにしました。


旧街道の急坂で、八幡太郎義家にちなんで「太郎坂」というそうです。


水戸徳川家ゆかりの常陸太田ですから、梅は定番ですね。


春友彫刻の森運動公園です。

夏の休日は川遊びの人で賑わう場所ですが、何故か今日は誰一人居ません。テニスコートにも一組しか居ません。なんだか不気味。


時間は13時。家を出てから4時間。一度もトイレに行ってないのでここのトイレを借りることにしました。


男女を区別する標識の一方が赤地におさげ髪の女の子の絵だったので、青地のこっちが男子用かと思い近づいてみると、イラストの絵がちょっと中性的でビミョーです。「そうでない人」用だったらどうしようと一旦入るのを躊躇しつつ、入ってみたら普通の男子用でした。ホッ。


公園から国道349号線まですぐですが、旧道にこだわります。

<つづく>

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